
創設からわずか数年あまりで独自の地位を獲得したスイス機械式時計メーカーフランク・ミュラー。
フランク・ミュラーは長年にわたり、機械式時計の歴史上、過去に前例を見ない傑作といえる作品の数々を創作し続けてきました。“Master of Complications”フランク・ミュラー作品の裏蓋には、この文字が力強く刻み込まれています。

1983年、それまで複雑時計がポケット・ウォッチの分野のみに留まっていた時代に、複雑機能を搭載する腕時計というコンセプトを思い描き、以来わずか20年足らずで、既に30ピースを優に越える世界初の超複雑時計や、新案特許を取得した過去に前例を見ない革新的なシステムの製品を数多く世に送り出しています。

フランク・ミュラーの時計製作におけるそのポリシーは、古くから受け継がれた伝統を忠実に継承しながらも、常に腕時計に対する発想の転換と卓越した美的感覚をその高度な技術力をもって具現化することにあります。
その作品は、21世紀の現代社会において、もはや忘れ去られようともする本来の“時”の解釈を、未来的ともいえる新たな表現で腕時計というキャンバスに描いています。
それは“人と時”という太古からの親密な間柄を改めて想起させ、持つ者に“時の慈しみ”を気付かせてくれます。その繊細且つ複雑な部品ひとつひとつに込められた時計師達の魂が、それを身に付ける人が持つ“時”を有意義なものとする事。
刻まれた文字には、そんなフランク・ミュラーの“時の哲学”が込められています。
本文のおわりです。


