Chapter4 不朽の技と先端の技術を受け継ぐ

『FRANCK MULLER WATCHLAND』は、デザインから各パーツの製作、さらにはムーブメントの組み立てから装飾まで、高い能力と技術を備えたスタッフやその施設によって品質と性能が守られています。そして、フランク ミュラーは、時に時計業界の基盤を揺さぶるような革新的なアイディアで世界を驚かせています。また、ウォッチランドは、スイスでも希少なマニュファクチュールのひとつとして時計業界に貢献しています。

時計愛好家を唸らせる職人技

腕時計が、Haute Horlogerie/オート・オルロ ジュリー/高級時計として輝かしい称号を得るためには、近代的な手法ばかりではなく、熟練した手作業による工程が欠かせません。フランク ミュラーは、この点でも、すべての工程において練達の職人の技によって時計愛好家を唸らせています。フランク ミュラーの完成度は、機能ばかりではなく、身につける道具としての完成度をも飛躍的に高めた腕時計として認められています。腕時計の存在そのものが、洗練されたスタイリングなくして、真に価値ある腕時計とは言えません。彼の非凡なる閃きは、ケースのデザインや成型、あるいは文字盤上のインデックスのデザイン、また時を告げる機能を表示する新たなスタイルにまで発揮されています。

とくにケース・デザインでは、1992年のブランド誕生とともに開発され、後にフランク ミュラーの代表作として評価を高めたトノウ カーベックスがあります。このトノウ型の腕時計は、1920年代のアール・デコスタイルを蘇らせながらも、現代のスタイルを併せ持った独特のフォルムを表現。どのケース面から見ても緩やかに湾曲している3次元曲線を用い、カーベックスの形状に合わせてデザインされています。

マスターバンカーやパーペチュアルカレンダー、クロノグラフ、トゥールビヨン、ミニッツリピーターなど、伝統にもとづいて考案された技術的に高度なムーブメントを組み込んだ場合でも、それが3次元曲線のフォルムを持ったケースに収められ表現されると、スタイルや外観はまったくアバンギャルドなものになります。このデザインとメカニズムの切っても切れない関係こそが、フランク ミュラーというブランドを象徴しています。

先端技術と伝統的な職人技との見事なコラボレーション

そこでは、時計師たちの手となる18世紀の時計職人たちも使用していた古典的な道具を使いながらも、同時に正確で厳密な計測や加工ができる高度な工作機械も使われ、先端技術と伝統的な職人技との見事なコラボレーションが実現しています。『フランク ミュラー ウォッチランド』の時計工房では、時計師たちが黙々と作業を続けています。工房内では、大きな窓から柔らかな日の光が照らし、古い木の床の香りが漂い、まるで時が止まってしまったかのように、厳かな雰囲気と静寂のなかで腕時計を組み立てています。
時計師たちは、正確な仕事を中断させることなく、つねに慎重に、深く集中し、たとえば、誰かが工房を訪れたとしても気づかないかもしれません。

しかし、ひとたび誰かの存在に気づいたとき、時計師たちは、最高の笑顔で迎えてくれるでしょう。また、『フランク ミュラー ウォッチランド』は、つねに未来を見つめ続け、そのために時計師の研修工房を設け、実習生が時計作りを学ぶことのできる環境を整えています。自らの手で時計師を育て、トレーニングさせることにより、経験のある時計師を安定的に確保することを目指しています。このことも、フランク ミュラーが誇る高い品質と魅力を将来にわたって維持していくことにつながると固く信じています。もちろん、すでに正規のメンバーとして活動しているスタッフを鍛え続けていくことも、決して忘れてはいません。